プロフェッショナルの現場における活用事例
音楽/テレビ制作マスタリングスタジオのモニタ補正
マスタリング時に使用するスタジオモニタの音は最終的に視聴者に届けられる音の基準となり、非常に重要な役割を果たしていますが、従来のイコライジングではスピーカーから放たれる音が本当に原音と同じなのかを明確に判断する事ができませんでした。
CONEQ 技術を使ったAPEQ-2proは、このようなエンジニアの悩みを解消します。APEQ-2proで音響パワー特性をイコライズされたモニタを使用する事 により、マスタリングエンジニアは原音に限りなく近くなった音を基準にマスタリング作業を行う事ができ、意図した音が視聴者に正確に送られる様になりま す。
たとえ使用するスタジオモニタが変わってもAPEQ-2proで補正されていれば、音作りが個々のスピーカーやシステムの特性に左右されることはありません。また、従来の様にプロジェクトごとにモニタを使い分ける必要もなくなります。
屋外/屋内コンサートでのスピーカアレー補正
屋外や屋内コンサートで使われるスピーカアレーは、それぞれのスピーカーが複雑に干渉して特殊な指向性パターンが発生し、しかもそのパターンは周波数によって細かく変化します。このままでは音像の乱れや音質の劣化を招く為、必ずイコライジングが必要です。しかし従来のイコライジング方法では、干渉で出来る凸凹を広い角度で測定し、細かい周波数ごとに綿密に補正する事が不可能でした。
CONEQ技術を使ったAPEQ-2proは、この問題を簡単に解決します。スピーカーアレー全体の前面約400点を測定する事により、音響パワー周波数特性と同時に個々のスピーカーの干渉で出来た位相/タイムアライメントの乱れを完全に補正します。
従来長時間必要とした調整時間が、APEQ-2proを使用する事によりごく短時間で完了します。
また、特異なピークを無くす事により、ハウリングも大幅に軽減されます。

映画館・多目的ホールのスピーカ補正
映画館や多目的ホールで使用されるスピーカには、音楽性を保ちながらサウンドエフェクトの迫力、セリフの明瞭度や臨場感といった高次元の性能が要求されます。
APEQ-2proは与えられたスピーカシステムの性能を最大限引き出し、要求される音響特性へ容易に補正する事が可能です。フロントやサラウンドの各スピーカを専用ソフトウェアCONEQ Workshopで測定し、それぞれの音響パワー周波数特性をフラットにすると同時に、位相・タイムアライメントも補正します。
これにより映画館やホールの座席位置に関わらず自然かつ明瞭度、臨場感の高い音を実現する事が可能です。しかもこの作業をごく短時間で行う事ができます。

空港、駅、病院、その他公共施設のスピーカ補正
空港や駅、病院、その他公共施設のアナウンス用スピーカでは、アナウンス音声に高い明瞭度が要求されます。APEQ-2proは、これらアナウンス用スピーカの音響パワー周波数特性をフラットにするだけでなく、音響心理学的に明瞭度に関与する位相とタイムアライメントを補正します。これにより、反響や人混みの雑音等でアナウンスが聞き取りにくい状況においても、明瞭度が高く聞きやすい音になります。
また、BGMの音質改善用としても使用する事ができます。










